PROJECT STORY
プライベートブランド商品の開発秘話や、
各種プロジェクトに関わるメンバーの本音トークなどをご紹介します。

若くても「やりたい」
気持ちがあれば、
国も会社も部署も超えて
挑戦できる
OICグループ/ロピアは、来店するたびに新しくておいしい商品があふれているよね。これらの新しい商品はどうやって生み出されているのかな?
世界各地から食料品や飲料・酒類の調達、プライベートブランド(以下、PB)商品の開発、日本の食品の輸出を行うグループ会社の株式会社ユーラス(以下、ユーラス)に勤めるIさん、Hさんと、ロピアの北関東営業本部の惣菜事業部でMTO(Made
To
Order、顧客の注文を受けて生産・提供する形態)事業を担当するHさんにお話を聞いてみたよ。


商品開発プロジェクトの
仕事と参加のきっかけを教えて。

三者三様の商品開発プロジェクト
国内外に新業態のMTOで新商品が生まれる
Iさん
私は2021年に新卒入社して、3年ほど店舗勤務を経験したのち、ユーラスに異動しました。現在の主な担当は、海外商品の輸入や輸入商品の開発、それら商品のバイヤーへの営業、輸入商品をPB化するためのパッケージ作りなどです。もともと海外に関わる仕事をしたかったため、中国や台湾への出店や、輸入品を取り扱うようになるというロピアに入社しました。ユーラスへは、店舗勤務時代に異動募集があり、応募し採用していただきました。
Hさん
私も同じく2021年新卒入社です。大学では食品系の学部で学んでいたので、この会社に決めました。現在は主にユーラスで国内向け商品の開発を行っています。ロピアのバイヤーから開発の依頼を受けた商品を各メーカーさんと一緒に商品開発をしたり、逆にこちらからも商品提案をしています。私は約半年食品事業部に所属し店舗での業務を経験した後、グループ会社である利恵産業株式会社に異動の機会をいただき、新商品の営業担当として2年間勤務しました。その後、商品開発にも興味を持ち、2023年10月よりユーラスの商品開発分野で新たな挑戦をしています。
Hさん
私自身も食べることが好きで、商品開発に興味があり惣菜事業部に入社し、2024年5月からは同事業部の新業態プロジェクト「MTO」を担当しています。MTOとはMade to Orderの略で、お客様からオーダーを受けてから食べ物を作り、出来たての商品を食べていただくことをコンセプトにしています。例えば焼きそばはオーダーいただいてから鉄板で焼いたり、ピザも焼きたての状態をそのままカットしたりしてご提供しています。

仕事のやりがい・課題を教えて

お客様の 「おいしい」「また来たい」 が最高の
やりがい
Iさん
一番のやりがいは、一から商品を育てて、その商品をお客様が手にとって喜んでいただくことですね。輸入品なので食品表示の問題や、商品自体輸入ができないこともあります。それらを乗り越えて、商品をお届けできたときの喜びはやりがいにつながっています。輸入品の商品開発は、食品や飲料の展示会でメーカーを見つけて、ときにはバイヤーと相互に話し合いながら、お客様が喜ぶ商品を作っています。
Hさん
私も担当商品が売り場に並んで、お客様が手にとっている瞬間や試食販売で「おいしい」という声を聞けることにやりがいを感じます。一つのメーカーに対して、一人で対応するので、商品への思い入れは強く、自分がこの商品を担当しているという自負があります。栄養学や食文化などを大学で学んでいたので、自分が学んだことを生かせることもやりがいの一つです。
Hさん
私が担当するMTOは、まるでフードコートです。直接お客様に商品を提供し、一番近くで声を聞けるポジションにいます。お客様の直接的な「おいしかった」「また買いに来た」の声を聞いたときに最もやりがいを感じます。ときには数日連続で来てくださるお客様もいて、私たちの仕事に手応えを感じています。

仕事で大変だったことは
あるかな?

予想外の課題にも直面。
それぞれ苦労した経験を乗り越え、おいしい商品を届ける
Iさん
私は一カ月に一つは新商品を開発することを目標にしていますが、商品開発は1年ほどの期間を要することが多いですし、予想外のこともよく起こります。例えばチーズソースを提案しようとしたときに、輸入成分表をもらったところ、日本では使えない着色料が含まれており、約3カ月の稼働が白紙になったこともあります。一方でPBのピンク塩については、輸入メーカーを変え、スペックと価格の再検討をして販売に至りました。
難しくも面白さを実感しながら、日々おいしい商品を届けられるように努力を重ねています。
Hさん
商品開発するときに、現在はバイヤーからの依頼を受けて進めることが多いのですが、こちらから商品の企画・提案をして販売につなげていくことを増やしたいです。私も商品企画から発売まで一カ月に一品を目標にしています。パッケージにもこだわって進めていますが、最初は外部のデザイナーのコスト管理をせずにデザインの変更を繰り返してしまい、修正回数などを超えてしまいました。始めからバイヤーや部長と意見を擦り合わせてから、進めるべきだったと反省して、今に生かしています。
Hさん
私はMTOへ配属になり、周りのスタッフが飲食業界で働いた経験が豊富で続々とおいしい商品を生み出すなか、自分が作った商品を出して大丈夫なのかずっと不安を抱えていました。しかし、毎日試作・試食を繰り返し、周りの方からも意見をいただき、「食べてもらえる商品ってなんだろう」と考えながら、ブラッシュアップをして、不安を乗り越え今に至ります。

挑戦したいこと・メッセージがあれば教えて。

「やりたい気持ち」が一番のモチベーション。
初心を忘れず、自分を貫く
Iさん
自分で海外に足を運び、多くの人に届けたい商品をかき集めて輸入・販売したいです。今は台湾ユーラスと韓国ユーラスのみですが、アメリカやイギリスにユーラスができた際には携わり、アメリカの商品や日本にまだ売られていない商品も輸入したいですね。
OIC/ロピアグループでは、チャレンジ精神を忘れないことが重要です。就活時に会社に向けて自分のやりたいことを熱く伝えると思います。その気持ちをいつまでも忘れず、軸がブレないようにして意志を伝え続けていけば、自分の夢を実現する機会はやってきます。
Hさん
歴代バイヤーや企画者の名前が「◯◯商店」「◯◯さん家の△△」など商品名や屋号になっている事例もあるので私も作りたいですね。あとは現在の担当日配カテゴリー(毎日仕入れがあり配送される商品)だけではなく、幅広く商品開発に携わりたいです。
OIC/ロピアグループでは、やる気があれば、全部その意気込みを受け止めてもらえる会社です。おそらく他の同じような会社やメーカーでは、こんなに若いうちから商品開発に携わることはできないと思います。若手の活躍に期待していることを強く感じます。自分で考えて動きたい意志がある方と、ぜひ一緒に働きたいです。
Hさん
MTOは、自分が作った商品を販売する、チャレンジがしやすい環境にあります。食べてもらいたい商品とは何かを常に考え、どんどん作っていきたいです。特にピザは人気商品なので、自分でもトッピングを研究し、季節ごとに一商品ずつ提供していきたいです。やはり自分の「やりたい気持ち」が仕事を続けられる一番のモチベーションになるので、その気持ちを大事にしてほしい。できるか分からなくてもとにかく「やってみたい」と声をあげてくれる人と一緒に働きたいです。

<ロピタ君の感想>
商品開発担当の三人から、「自分の意志を持って、軸をぶらさず、やりたいことに挑戦する」姿勢を感じました。
OICグループ/ロピアは、「若手の活躍」に期待して、
「やってみたい」の気持ちがあれば国内外問わず挑戦させてくれる場所なんですね。
